極真の試合を見ていると、自分と相手側にセコンドがいますよね。
交流試合などでは試合場を囲んで声援を送ったりするモンですが、本気で試合に挑んできている選手にはマジな指示を飛ばすセコンドが付いたりします。
試合中、味方の声援も聞こえるんですけど、相手のセコンドの声も聞こえてきます。
この相手のセコンドの声が聞こえてきたら、これを逆手に取って攻めのキッカケを作ってみましょう。
目次
まず自分のセコンドの声を聞いてみる
まずは残り時間を聞ける様にしよう
最初の内は緊張してしまって、何が何だか分からない状態で終わってしまうと思います。
周りの声なんか聞こえないでしょう。
全ての指示を聞く必要は無いのですが、まずは「ラスト○分!」の様に、時間経過を教えてくれるのでそれを聞ける様になってみましょう。
そうやって相手に集中しつつ、周りの声が聞こえる様になってくると落ち着いて試合が出来る様になってくるので、試してみましょう。
相手のセコンドの声って聞こえるの?
試合が始まると、周りから声援や指示がワーワー飛んできます。
皆大声で叫んでいるので、誰が何言っているのか分からない事も多いんですが、相手のセコンドの声が聞こえる事も多くあります。
そりゃそうですよね。自分の目の前で戦っているんですから、相手に聞こえる様に声を出したら自分にも聞こえます。
「何か言ってんなー」って思うんですが、よく聞いていると攻めの指示を出しているんですよね。
コレが聞こえたらこの指示内容を逆手に取って攻めれば良いワケです。
相手のセコンドの指示から、相手の攻撃を先読みする
セコンドの指示と言っても、大体は同じ内容です。
何も無いと「パンチからローに繋げ!」とか、そういうありきたりな指示が飛ぶんですが、下段とかを一発喰らったりすると「効いたよー!!」みたいに指示内容が変わってきます。
こういうカンジの指示が聞こえてきたら、この指示を逆手に取ります。
相手はセコンドの指示通りの攻撃をしてくる
相手はセコンドが指示を出したら、遅かれ早かれその指示通りの攻撃をしてきます。
これはあるあるだと思うんですが、指示を無視しているとセコンドはずーっと同じ指示を叫び続けます。
「右ロー効いてるぞ!右ロー攻めろ!!」という様に。
ホントは「効いてねーだろ!?」って思っていても、取り敢えず一発は指示通りの攻撃を繰り出さないと指示が止まらないので、その通りの攻撃をしてくるワケです。
指示通りの攻撃が来たら渾身の一撃を放つ
もう来る攻撃が分かっているので、この攻撃を喰らわない様に返せば良いだけです。
喰らったら相手を調子に乗らせてしまいます。
来る攻撃が分かっているのでその攻撃を誘発させて、逆にその攻撃に合わせて渾身の一撃を相手のブチ込んでひるませる様にすれば相手の勢いを止める事が出来ます。
セコンドの指示通りに動いてその攻撃を返されるとなったら、相手は攻めあぐねますし、セコンドも具体的な指示を出しづらくなります。
まとめ
試合中、実際にセコンドの声をはっきり聞くというのは結構シビアです。
周囲の声援などもありますし、「ラスト○分!」などの時間経過の指示を聞き逃す事もよくあります。
そんな中、不思議と相手のセコンドの声って意外と聞こえるんです。
「一生懸命指示出してんなー」って思ったりするんですが、相手の指示通りに崩されたら面白くないんで、セコンドが指示を出した攻撃を逆手に取って「通用しない」と分からせてあげれば選手とセコンドがダブルで攻めあぐねるワケです。
相手のセコンドの声が聞こえた時は、相手の攻め方が事前に分かるという事でもあるので、頑張って切り返してみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。