極真空手に入門して、分かりやすい目標の一つとして「黒帯取得」があります。
黒帯取得に向けて、人生を掛けて一点集中させたら最短でどの位で取得出来るのか知りたいですよね。
僕は極真分裂前から極真空手に入門していますケド、分裂後も基本的に何も変わっていないので極真空手全般で同じだと思います。ちなみに僕は新極真会なので、今回は新極真会の僕が所属している支部を基準に紹介させて頂きます。
よろしくお願い致します。
目次
白帯から黒帯まで、どれだけ帯があるか
帯の種類
10級 オレンジ
9級 オレンジ一本線
8級 青
7級 青一本線
6級 黄
5級 黄一本線
4級 緑
3級 緑一本線
2級 茶
1級 茶一本線
初段 黒
黒帯までの道のりとして、これだけの帯があり「昇級」していく必要があります。
昇級するには審査を受ける
昇級するには審査を受ける必要があり、審査に合格したら昇級となります。
もちろん不合格になる可能性もあり、不合格だった場合は昇級出来ません。
昇級審査は3ヵ月に1回、年4回行なわれる
昇級審査は3ヶ月に1回、年4回行なわれます。というと、最速でも1年で4級しか昇級出来ないという事になります。
この計算でいくと、1級(茶一本線)を取得するまでに2年6ヶ月掛かる事になります。飛び級とかは無いので、普通に通ったら例外無くこの期間になります。
審査を受けられる条件は?
審査を受ける条件は各支部で違うと思うので、所属している道場に確認を取るのが一番良いと思います。
ちなみに僕の所属している支部は「前回審査を受けてから30回稽古に参加している事」です。
この「30回参加する」という条件で考えると、最速を目指すなら週2で通っていては30回には届かないので、週3で通う必要があるという事になります。遅刻をして参加したら0.5回でカウントされるので、社会人とかならキツくなってくるかもしれません。
しかも自分の所属している道場が週3以上やっている道場なら良いですけど、どこかを間借りしていて週2・もしくは週1しかやっていない道場だった場合は遠征しなきゃイケなくなりますので、さらにキツくなります。
審査費用は?
審査費用は1回9000円です。
この9000円は帯代を含んでいますので、審査に合格した場合は追加で帯代を払う事無く、新しい帯を貰えます。
審査に落ちた場合は帯も貰えず、9000円も戻ってこないので注意して下さい。
審査を受ける条件は各支部異なりますので、所属する道場に確認して下さい。
審査費用は合格後の帯代込みで9000円となります。
昇段審査は年1回しか行なわれない
昇級審査と違い、昇段審査は年1回しか行なわれません。
黒帯取得までの最速期間は3年6ヶ月
先ほど1級になるまでには最速で2年6ヶ月掛かる計算だったので、黒帯を取るにはそこからプラス1年掛かります。
となると黒帯取得までの最速期間は3年6ヶ月という事になります。この期間、空いている時間を極真空手に注ぎ込めば黒帯を取れる可能性があるという事です。
黒帯は50000円する
ちなみに茶帯までの色帯は「帯代込みで審査費用9000円」でしたが、黒帯は少し違います。
昇段審査を受けるのに審査費用9000円が掛かり、昇段審査に合格したら黒帯代として50000円掛かります。
なんで50000円なのかは分かりません。多分「極真空手」という付加価値がそうさせるのでしょうが、これは昔からそうなので「50000円掛かる」という事を覚えておいて下さい。
審査に合格したら黒帯代として50000円掛かるので、お金の準備をしておきましょう。
まとめ
今回は黒帯は最速でどの位の期間で取得できるのかを紹介しました。
もちろんですが、期間や費用よりも審査内容をクリア出来る実力が無いとムリなので、その間はサボらずに身体作りをしていかなければなりません。
道場に通って基本稽古が終わったら帰るという様な、普通に通っていては黒帯はおろか色帯の緑帯や茶帯ですら確実にムリだと思います。
特に1級から昇段審査を受ける前の1年間は空手に人生を捧げる位じゃないとムリだと思うので、頑張って黒帯を目指しましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。