2019年11月9日(土)。
新極真会主催の第12回全世界空手道選手権大会の1日目が、武蔵野の森総合スポーツプラザで開催されたので観戦に行ってきました。
世界大会は4年に1度開催される大会で、世界中の新極真会の支部から選抜された猛者達が「誰が真の最強なのか」を競う、新極真会の中でも最高峰の大会になります。
この大会は体重が無差別で行なわれるので、まさに新極真会の中で「真の最強決定戦」になります。
早速1日目を観戦した感想を述べていきたいと思います。よろしくお願い致します。
目次
入り口は長蛇の列
前日に公式サイトのスケジュールを確認したら、開会式は午前9時30分で試合開始は午前10時となっていたので、午前10時前に到着。
入り口は長蛇の列で、海外のサポーターが大勢いました。多分、列が100メートル位になっていたと思います。
自分は2時間掛けて電車で来たんですが、海外の方々はこの大会の為にわざわざ来日してるんだよなーって思ったら「ホントに新極真会が好きなんだな」って思って、海外とか日本とか関係なく選手全員頑張ってほしいと思いました。
1日目は全席自由席になっている
新極真会の全日本や全世界大会は2日間に渡って行なわれますが、1日目は全席自由席でチケットの価格も一律になっています。
僕は前売りで購入したので9000円でしたが当日買うと11000円になるので、前売りで購入した方がお得になります。
ホントに全席自由席なので、1階の試合場の真ん前で観ても4階で観ても席が空いていればどこに座ってもOKなので、僕は1階の前の方で観戦しました。
大体1日目は満員にはならず会場の席が埋まっていないので、経験上何時に行っても1階の観やすいトコで観戦出来るのではないかと思います。
ちなみに2日目は指定席になる
1日目は全席自由席ですが、2日目は4階自由席以外は全て指定席になり、金額も変わるので注意して下さい。
試合を観戦した感想
知ってる選手がほぼ居なかった
僕の知っている世代は俗に言う「塚本世代」です。
僕が最後に観戦したのが第9回世界大会なので、完全に世代交代が行われたなという印象でした。
唯一、第9回世界大会を観に行った時に入賞していたヴァレリー選手を知っている位で、後は日本・海外含めて知ってる選手は誰も居ませんでした。
逆を言えば、変な先入観を抱かずに観戦出来たので良かったのかもしれません。
日本人選手に対しての声援がスゴイ
コレは毎回恒例なのかもしれませんが、日本人選手が戦う時の客席からの声援がスゴイです。
蹴りを一発蹴るごとに「ウオーィ!」という様な、会場にいる日本人が応援する場面が多かったです。
会場の入り口で日の丸の旗も無料で配っていたので、観客はそれを振って応援していました。
僕は荷物になるので旗は貰いませんでしたが、正直な感想、アレだと海外の人は戦いづらいんじゃないのか?って少し思ってしまいました。
あと当然なのかもしれないんですけど、日本人でも新極真会ではない他流派の人が試合をやっている時は声援が上がっていなかったのが少し違和感がありました。この違和感は世界大会という国を背負って戦う大会だから感じた違和感ですけど。
確かに日本代表であり、日本の看板を背負っているのかもしれませんが他流派なので、ホームだけどアウェイみたいな位置付けになっているんだと思います。
最初僕も「日本人が戦ってるのに何で静かなんだ?」って不思議に思ってましたが、道着を見て「新極真会じゃないからか」って理解しました。
でも厳しい選抜戦を勝ち抜いて日本代表として戦っているのだから、海外の選手と戦っている時は分け隔てなく応援してあげて、日本人対決となったらそこは新極真会の選手を応援するで良いんじゃないかと個人的に思ってしまいました。
1日目の試合結果
勝ち上がりトーナメント
1日目の試合結果は、新極真会公式サイトの勝ち上がりトーナメントから確認出来るので、試合結果が気になる方はそちらをチェックして下さい。
まとめ
今日僕は試合場のすぐ横の、選手の花道のトコで観戦していたので選手が試合を待機している時の表情や、試合終わった後の喜んでる姿や泣いている姿もよく見えました。
日本人に向けての声援にハンパなく偏っていたので、海外選手や他流派の選手がやりづらかったんじゃないかと勝手に想像してしまいました。
これは今大会は知っている選手が居なかったから、初めて中立的な目線で大会を観戦したから感じた事だと思います。
昔、同じ支部の先輩が出場している時に観戦に行った時とかは、「ほんの少しでも判定に有利になれば」・「苦しい時の力になれば」と思って自分も必死に応援していたので、まあ大会ってそういうモンなんですけど(笑)
まだ大会中なのでこの選手のこの試合が良かったとか、そういった特定の感想は述べませんが、全体的な試合の感想としては実力者が堅実に勝ち上がっているのかなと思いました。
本命がヘマをしてしまって1日目で負けてしまうという事は無く、皆2日目に勝ち進んでいたので、2日目は日本人対決が多いのではないかと思います。
普段の世界大会なら日本人対決は「もったいない」と思ってしまいますが、今大会はそれだけ日本人が頑張っていると言えるのではないでしょうか。
日本・海外関係なく応援したいと思いますが、全員頑張った結果、日本が王座を死守出来たら良いなとやはり思いますので、良い結果が出る事を願って応援したいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。